避難所のトイレ:被災地の水道、バキュームカー、下水処理場被害の影響

震災当時は断水状態であったことに加え、下水処理場にも被害は及んでいるので
避難所でのトイレ環境も劣悪とのこと。断水地域では手も洗えない状態とのことです。

まず避難所のトイレは断水状態では使えませんし、たとえ近くから水を汲んできて
使用しても、下水処理が無事でないと、下水が溢れてしまい使用不可に。

仮設トイレを設置できた地域でも、肝心のバキュームカーが被災し、数が減少した
地域では、たまった汚物を全て回収できずにやはり使用不可の状態。

上記の状況から、一番多かった対処は、ビニールや新聞紙等にし尿や汚物を
溜め込んで、回収できるまでどこかにまとめて保管するなり、埋めたりしてたことが
石巻市赤十字病院の調査で判明したようです。
詳細は産経新聞より:3/31

トイレ環境の悪化は、トイレの回数を減らそうと、食事や水の摂取を控える人が
増えてきます。水が不足すると今度は便秘になるし、阪神大震災の時のように
腎不全にもつながります。

またあまりに汚いため設置したトイレ以外で深夜排泄をするようになれば、犯罪に巻き込まれる危険まででてきます。

またトイレを我慢することでぼうこう炎になることも報告されており、避難所の衛生環境が
改善されない限り、病人が減らないとのことです。
共同通信:3/31より

この状況に対して、被災地へのバキュームカーの支援に関しては、
全国環境整備事業協同組合連合会が各県の環境整備事業協同組合連合会へ
呼びかけて行われているようです。
(岐阜新聞:3/20より)

断水、下水施設が被災している地域では、各県からのバキュームカーの支援もあり、
現在では各地域をバキュームカーで回り、し尿の汲み取り処理をして、緊急的に
凌いでいるのが現状のようです。
朝日新聞:4/26より

※ 宮城県では被災、機能が停止した3つの流域下水処理場、仙塩浄化センター、
県南浄化センター、石巻東部浄化センターについて、2年後までの復旧
目処にしていると発表されています。

P.S. 新しい情報が入り、まとまり次第、追加、修正予定です。

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One Response to 避難所のトイレ:被災地の水道、バキュームカー、下水処理場被害の影響

  1. 貴重な情報ありがとうございます。私どもは自己処理型水洗トイレを被災地に送ろうと運動をおこしている団体です。是非貴サイトでも取り上げて頂けたらありがたいです。何故水洗トイレが必要なのか?YOUTUBEでも動画投稿していますので、12分と長いですが御覧ください。「水洗トイレを被災地に送ろう!」

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