被災者への義援金の配分状況

東日本大震災の被災者が受ける義援金について配分状況も含めて
記載しておきます。

被災者が受ける義援金については皆が受けられる義援金は
大きく3種類に分けられそうです。

1:国の義援金(日本赤十字社、中央協同募金会、日本放送協会(NHK)、NHK厚生文化事業団を通じた義援金)

2:県の義援金

3:市町村の義援金

他にも組織に所属してる人には組織が受けた義援金が配分されることがあるかもしれません。

※ 義援金以外の被災者への既存の各種支援制度に関しては内閣府がまとめて発表しています。詳細はこちらから

国の義援金について

義援金配分割合委員会の設置

日本赤十字社、中央協同募金会、日本放送協会(NHK)、NHK厚生文化事業団を通じて全国各地から寄せられた義援金を被災都道府県に配分するため、義援金受付団体が厚生労働省と協力して義援金配分割合委員会を設置しました。
※ 以後これら義援金団体による義援金を国の義援金と記述します。

委員会の構成員等の詳細はこちら

委員会は4月8日、義援金の配分について以下のように定めてます。

国の義援金の対象者と金額:第1次配分

・死者、行方不明者一人当たり35万円を遺族に配分。

・住宅被害への1世帯辺りへの配分量
 全壊:35万円 半壊:18万円

・福島第1原発から30キロ県内の世帯へ配分
 住宅の状態にかかわらず1世帯あたり35万円

※ 後ほど決まった原発に関する計画的避難区域の世帯へも
  配分することが福島県の義援金配分委員会で4月22日に決定。

これに伴い、日本赤十字社、中央協同募金会は随時被災都道府県に義援金の送金を行っています。

当記事作成時点での岩手県、宮城県、福島県への送金額
※ 5/16時点。

宮城県:294億6,764万円
岩手県:101億5,255万円
福島県:277億3,800万円

その他の都道府県への5/13時点での送金はこちらから(日本赤十字社のHP

県の義援金について

国とは別に各県が直接受けた義援金を配分するため、県毎に義援金配分委員会が
設置されて、そこで県の義援金の対象者と金額が決まります。

岩手県の義援金:第1次配分

対象者は国の義援金と同じで、それに上乗せする形で配分
※ 4/18に義援金配分委員会が決定。

県の義援金:死亡者・行方不明者一人当たり15万円、
        住宅被害への1世帯辺りの配分量:全壊15万円、半壊7万円。

宮城県の義援金:第1次配分

人的被害への義援金
死亡・行方不明者:一人当たり15万円
災害障害見舞金対象者:一人当たり10万円
震災孤児:一人当たり50万円
※ 災害障害見舞金対象者と震災孤児は宮城県独自の配分対象

住家被害への義援金
全壊:1世帯あたり10万円
大規模半壊:1世帯あたり7万円
半壊:1世帯あたり2万円

※ 5/16に宮城県の義援金配分委員会が決定

福島県の義援金:第1次配分

福島第1原発から30キロ県内、計画的避難区域の世帯へ配分
住宅の状態にかかわらず1世帯あたり5万円

※ 4/3に県の義援金分配委員会が決定。4/22に計画的避難区域の
 世帯へも国と県の義援金を30キロ圏内と同様に扱うことが決定。

※ 原発から30キロ圏内の避難者の方には、義援金、国の支援制度とは別に
  東電からの賠償金の仮払いとして、1世帯100万円、単身者75万円の
  支払いが決定しています。

  計画的避難区域の方への支払いも現在検討されているようです。

市町村の義援金について

これも県と同じく、市町村が直接受けた義援金を配分するため、義援金配分委員会が
対象者と金額を決定するようです。

例をあげると、宮城県の大崎市では市独自の義援金として、重症者や震災で解雇された方、
内定を取り消された方も対象に配分が決定しています。
詳細は大崎市のHPより

福島県の浪江町も第1次配分で、国と県からの義援金に加えて、町からも2万円
給付されることが決定してます。
詳細は浪江町のHPより

ただ、記事を書いてる時点では、市町村独自の義援金は額がかなり限られていて、
被害の全容がわかってないせいか、第1次配分ではほとんど見受けられません。

現時点(5/16)での義援金の配分状況

被災者への実際の配分は各市町村の窓口で行われます。ただし、
事務処理の問題で市町村毎に申請受付時期や給付時期は異なります。

配分対象となる市町村が多いので当サイトで掲載している各市町村のみ、
義援金申請受付状況を記載しておきます。他の市町村に関しては
各市町村のHPで確認をお願いします。

給付時期は市町村によって違いますが申請から数週間後みたいで、
現金で渡すと防犯上問題があるので、口座への振込みが多いようです。

※ 給付時期は市町村の職員の数や申請者数による事務処理量により変わります。

義援金申請受付状況(5/16)

※ 被災者生活再建支援制度と義援金は一緒に受け付けていることがほとんどです。

岩手県

陸前高田市:受付中
詳細はこちら

大船渡市:受付中
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釜石市:受付中
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大槌町:受付中
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山田町:受付中
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宮古市:受付中
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宮城県

仙台市:受付中
詳細はこちら

石巻市:
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気仙沼市:受付中
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名取市:受付中
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多賀城市:受付中
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岩沼市:受付中
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東松島市:受付中
詳細はこちら

亘理町:受付中
詳細はこちら

山元町:受付中
詳細はこちら

女川町:受付中
詳細はこちら

南三陸町:受付中
詳細はこちら

福島県

相馬市:受付中
詳細はこちらから

南相馬市:受付中
詳細はこちらから

浪江町:受付中
詳細はこちらから

新地町:受付中
詳細はこちらから

いわき市:受付中
詳細はこちらから

※ 大体4月末から5月初旬に申請の受付を開始してるところが多いです。

震災から1ヶ月半~2ヶ月経ってようやく申請が始まった義援金の配分。

職員の方が被災したり、被害の全容がある程度見えるまで公平・平等が保てない、
罹災証明書発行のための被災状況の調査に手間とる等、色々な理由で
遅くなってましたが、ようやくって感じですね。

最後に上記のことを踏まえて義援金を送る場合に覚えておきたいなと
個人的に思ったことです。

日本赤十字社みたいな、大きな義援金受付団体に送ると、被災した
全ての人に平等に送られることになります。

各県に送ると、その県の被災した方々に平等に送られることになります。

各市町村に送ると、その市町村の被災した方々に平等に送られることになります。
※ 時期は遅くなりそうですが。

日赤に継続して送るのももちろん良いのですが、自分なりに被害を調べた上で、
特定の方々に自分が寄付した義援金がより多く行き渡るよう、支援の形を変える
のも支援のモチベーションを保つのに良いかもしれませんね。

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One Response to 被災者への義援金の配分状況

  1. 中田良則 says:

    先ず、私は大震災以前は大体自発的が一万円プラスそのたサークル分でしたがこの大震災は私の意識もかわり三万円プラスそのたでした。

    当然のことながら皆さんご苦労なさっておられますがテレビを見ていますと義援金で食べておられるとか、そろそろそのような援助金もなくなる、又は期限切れになるとおっしゃっておられましたので、さてどの位の額の配分があったのか、ちょっと知りたいと思いまして検索した次第です。

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