2月10日:仮設住宅の貯水槽設備と水道管凍結

仮設住宅の水道管凍結問題

仮設住宅で水道管の凍結が相次ぐと同時に、貯水槽設備までもが凍結し断水という事態。


影響
トイレの水が流れない、台所で水が使えない、風呂も入れない、洗濯できない・・・etc。

仮設住宅の方の対応
修理業者へ連絡、親戚を頼る、川から水を汲む、近所の無事な方から水をもらう、給水車等の自治体の水の配給を待つ、独自に水道管温めて対処、我慢等、色々のようです。

自治体の対応
給水車の出動、ペットボトルやポリタンクを使って仮設住宅へ水の配給、今後の同様の事態が起こるのを防ぐための凍結対策を業者に依頼。

 水道管凍結の問題が相次ぐのは仮設住宅の構造が全体的に似ていることが原因。住宅の基礎部分が夏場の湿気対策で水道管がむき出しになっており、冬場の寒風に対応してない構造が多いこと。

 こういう全体に共通する構造的なことが原因で問題が起こると、自分だけじゃなく他の世帯も同じ状況に陥り、修理依頼等が業者や市に相次ぐので対応がどうしても遅れがちになるようです。

 岩手県と宮城県では仮設住宅水道管の凍結対策は全仮設に行われています。吹きさらし部分にシートをかぶせる作業。岩手県は対応が早かったこともあり1月末には工事が全て完了。宮城県は岩手県より遅く対応に乗り出し、仮設住宅の数も2万戸以上と多いので、全ての工事完了まで3月ぐらいまでかかるとのこと。

岩手県は貯水槽設備の凍結対策、宮城県は貯水槽設備に加えて仮設住宅の水道管凍結対策。水道管の水抜きをしても凍結するケースもあるようで、住民の方が冬の間、不便な生活を余儀なくされることに胸が痛みます。

 しかし仮設住宅の水道管凍結の問題は、夏場の湿気対策で吹きぬける構造だったとしても、冬場では寒風が吹き抜けるため建設業者の方なら容易に想像できたはず。今やっている吹き抜けの箇所にシートをかぶせる簡易対策は夏場だと湿気でカビが生える等、別の問題が想定されたから建設当時やらなかったのでしょうか???今後問題が起こらないことを願ってやみません。

参考
2月10日、読売新聞
2月1日、河北新報

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